STORYあらすじ

EPISODE07

昔話とかいいからさ

これは八凪真人がまだ生きていた、十年以上前の出来事。ミタマ鎮めを終えて帰宅した真人と、まだどこか幼さの残る鞍馬と伊吹。彼らを出迎える尽義と幸人。共に食卓を囲み、時に喧嘩をし、叱られ、拗ねて、そして笑う。八凪真人という師匠の元に集った彼らの間に血のつながりなどなくとも、まごう事なき『家族』であった。

【脚本】高橋 弥七郎(GoRA)【絵コンテ】柴田 裕介 【演出】一居 一平

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GoRA×キングレコードがタッグを組む、完全新作オリジナルアニメーション『AYAKA ‐あやか‐』。作家集団GoRAが、七つの島が連なる綾ヵ島を舞台に、相棒×師弟×好敵手×父子という関係性と、それぞれに宿命を背負った男たちの切なくも美しい絆の物語を描く。シリーズ構成・脚本をGoRA、キャラクター原案を数々の著名作品のキャラクター原案を担当するイラストレーターredjuice、監督は長山延好、キャラクターデザインを金子美咲、コンセプトアーティストを田中直哉、アニメーション制作をスタジオブランが務める。GoRA脚本による緻密なストーリーと、気鋭のスタッフ陣が織りなす完全新作アニメに、誰もが魅了され、宿命を背負う男たちの姿に心を揺さぶられる――。

あらすじ

八凪幸人は、本土の児童養護施設で育った少年だったが、ある時亡き父の弟子であるという傍若無人な青年・沙川尽義がやってきて、幸人を故郷である綾ヵ島に連れ出してしまう。 七つの島が連なる綾ヵ島は、火と水の龍の伝説が色濃く伝えられ、「ミタマ」と呼ばれる不思議な存在が当たり前のように生息する奇妙な島だった。 幸人は、綾ヵ島の調和を守る仙人であったという父の三人の弟子たちと関わりながら綾ヵ島で暮らし始める。だが尽義の二人の兄弟子である鞍馬春秋伊吹朱の間には深い確執があった。 調和の崩れ始めた「あやかい」島で、幸人が直面する真実とは——