これは八凪真人がまだ生きていた、十年以上前の出来事。ミタマ鎮めを終えて帰宅した真人と、まだどこか幼さの残る鞍馬と伊吹。彼らを出迎える尽義と幸人。共に食卓を囲み、時に喧嘩をし、叱られ、拗ねて、そして笑う。八凪真人という師匠の元に集った彼らの間に血のつながりなどなくとも、まごう事なき『家族』であった。 【脚本】高橋 弥七郎(GoRA)【絵コンテ】柴田 裕介 【演出】一居 一平